聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2004]

2004年 08月 17日 (火)

出エジプト記3:1―12
モーセを召された神様

Ⅰ.モーセを召された神様(1-5)
 モーセは荒野生活を40年間しました。神様は隠遁生活をしているモーセに訪ねて来られました。柴の中から彼を呼ばれました(4)。神様がモーセを呼ばれた時、お与えになった御言葉は何ですか。5節をご覧ください。「あなたの足のくつを脱げ。あなたの立っている場所は、聖なる地である。」モーセは、自分が立っている地が呪われた地である、と思ったに違いありません。しかし神様に召されたその地は聖なる地です。私たちがどこにとどまっても、神様の召されを受け入れる時、そこは聖なる地になります。
Ⅱ.わたしはあなたをパロのもとに遣わそう(6-12)
 神様がモーセを召された御旨は何でしょうか。神様は選ばれた民イスラエルをエジプトの手から救い出し、乳と蜜が流れる地カナンに導くためです(7,8)。神様はこの御業のために、具体的に、モーセをパロのもとに遣わす、と言われました(10)。
 モーセは今多くの面で変りました。40年前には自信満々でした。しかし、今は、全ての血気も、自己義もみなくだかれ、たいへん謙遜になりました(11)。神様は、このモーセとともにおられることを約束されました。神様は謙遜な者に大きなビジョンを置かれ、具体的な御業に召して用いられます。

祈り:主よ!自ら呪われた人生だと悲観して生きる者に、聖書日本と世界宣教の大きなビジョンを下さり、具体的な使命をくださったことを心から感謝します。

一言:聖なる召され



2004年 08月 18日 (水)

出エジプト記3:13―22
「わたしはある」という者である

Ⅰ.「わたしはある」という者(13-17)
 神様の名前を聞いたモーセに、神様はどのようにお答えになりましたか。第一に、「わたしはある」という者(14)。この神様は、常にいまし、昔いまし、永遠にいます全能なる神様です(黙1:8)。
 第二に、あなたがたの父祖の神(15)。この神様はアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神であり、万民を救ってくださる愛の神様です(16,17)。全能の神様であり、愛の神様がモーセをお遣わしになりました。この神様が私たちを世にお遣わしになりました。
Ⅱ.しかし、エジプトの王は強いられなければ(18-22)
 モーセがエジプトの王に伝えなければならないメッセージは何ですか。18節をご覧ください。主にいけにえをささげることができるように、ヘブル人を荒野に遣わして欲しい、ことです。しかし、エジプトの王は強いられなければ行かせないことをご存じでした。しかし神様が必ず勝利をくださることと多くの財産を携えて出ること、を約束されました。
 エジプトの王パロは罪の勢力をさします。罪の勢力はしつこいです。それで一人のたましいを救うことは決してやさしいことではありません。しかし神様は勝利されます。

祈り:主よ!私があなたの力と愛を核心します。主が私を世に遣わして、罪の勢力の下で苦しんでいる人々を救おうとされることを深く受け入れます。

一言:「わたしはある」という主


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