聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2004]

2004年 08月 26日 (木)

出エジプト記8:1-19
かえるの災いを下された神様

Ⅰ.かえるの災いを下された神様(1-7)
 主は、モーセを再びパロのところに送り、「わたしの民を行かせ、彼らにわたしに仕えさせるようにせよ。」(1)と言われました。そうしなければ、今度はかえるの災いを下すと警告されました。かえるはエジプト人が神として崇めていましたが、肥沃な土地の神として信じていたようです。
 神様は、パロが行かせることを拒むと、エジプトの全地をかえるでおおいました(6)。エジプト人たちは、神として崇めていたかえるのために、多くの苦しみを受けました。神様は、かえるに仕える彼らの信仰の虚しさをよく現わされました。偶像とは本当に虚しいもので、人を救うことができません。
Ⅱ.ぶよの災難を下された神様(8-19)
 神様は、パロのかえるの神々をはいあがらせることで、ご自分が神様であることを現わされました。パロはかえるのために生きることができませんでした。それでモーセを呼んで、イスラエルの民を行かせる、と言いました(8)。今、パロのかたくなな心に少しひびが入りました。しかし彼は根本的に悔い改めなかったので、息つく暇ができると、再びかたくなになりました(15)。結局神様は、このようなパロに、ぶよの災難を再び下されることで、彼の心に挑戦されました(16-19)。

祈り:主よ!神様だけが本当の神であることを悟りました。私が主の御言葉に敵対するとき、主がどれだけ悲しまれるのかを悟りました。

一言:かえるやお金は神ではない



2004年 08月 27日 (金)

出エジプト記8:20-32
あぶの災難を下された神様

Ⅰ.あぶの災難を下された神様(20-24)
 神様は、パロにもう一度御言葉に聞き従う機会を下さいました。しかしパロは悔い改めませんでした。神様はこのような傲慢な彼にあぶの災難を下されました。
 ところが今度はエジプト人の家とイスラエル人の家を区別されました。それでパロの宮殿とエジプト人の家にだけあぶの群れがむながりました(22)。これは、パロに、神様が世の中の主であることを知らせようとされたのです。主は植民地の民の民族神ではなく、前世界の神様であることを見せてくださったのです。
Ⅱ.パロの妥協案を退けられたモーセ(25-32)
 あぶの群れによって大きな被害を受けたパロはモーセを呼んで、妥協案を提示しました。荒野に行かず、エジプトの地でいけにえをささげるように、言いました(25)。しかしモーセははっきりと拒みました。その理由は何ですか。第一に、いけにえはエジプト人がいみ嫌うものであり(26)、第二に、神様の御言葉に絶対的に従順しなければならないからです(27)。モーセが神様の御言葉に対する絶対的な信仰を持って、続けて挑戦するとき、パロはだんだん恐れるようになりました(28)。信仰には決して妥協はありえません。

祈り:主よ!私が主が全世界の神様であることを信じます。私が主の御言葉に絶対的に聞き従うことで、敵の士気を奪うことができますように。

一言:妥協は問題解決ではない


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