聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2004]

2004年 08月 30日 (月)

出エジプト記10:1-29
最後まで悔い改めないパロ

Ⅰ.妥協しようとするパロ王(1-11)
 神様はモーセを通して、傲慢なパロをお咎めになりました(3)。また、続けてイスラエルを行かせないならいなごの災難を下し、エジプトを滅ぼすと警告されました。
 パロの意地のために国が滅びるようになったことを悟った臣下たちはイスラエルを送るように進言しました。するとパロはモーセを呼んで妥協しようとしました。男だけ行って主に仕え戻って来い、というのです(11)。しかしモーセはこの妥協案を退けました(9)。神様の御言葉の前には従順があるだけで、妥協はありえません。
Ⅱ.最後まで悔い改めないパロ王(12-29)
 神様はいなごの災いを下されました。それでエジプトの穀物地帯は大きな打撃を受けました(15)。しかしパロは後悔をするだけで、イスラエルを行かせませんでした(20)。
 神様は、また闇の災いを下し、三日間エジプトの全地に闇がありました。しかしイスラエルが住む地には光がありました。太陽神の子と自称するパロには致命打になりました。それでもパロは悔い改めず、人だけ行って、家畜は置いていけ、と妥協してきました。パロは最後まで悔い改めず、死の災いを招きました。

祈り:主よ!私が主の御言葉を条件的に受け入れ、不従順した罪を悔い改めます。私が損する御言葉であっても、完全に聞き従うことができますように。

一言:意地と悔い改めない心は破滅を招く


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