聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2004]

2004年 09月 14日 (火)

出エジプト記20:1-17
十戒

Ⅰ.神様を愛せよ(1-11)
 神様は、イスラエルをエジプトの奴隷の家から連れ出された力と愛の神様です。神様が奴隷だったイスラエルの民を救い出されたことは無限の恵みなのです。今神様はその民がどのように生きることを願われるのかを、話してくださいます。
 何よりも、神様はその民が神様だけを愛し仕えることを願われます。神様は私たちの心の中心に占めることを願われるのです。私たちの心の中心に、神様以外のものが占めているならば、それは偶像なのです。
Ⅱ.隣人を愛せよ(12-17)
 五番目から十番目までは隣人との関係を記録しています。第一に、両親を敬わなければなりません。そして四種類の特別なことを禁じています。殺人、姦淫、盗み、偽りの証言です。また隣人の所有物に対して、欲しがってはならないと命じています。
 以上を考えると、隣人を害し自分自身の欲望と満足を満たそうとすることが罪です。これが人との関係を破壊するのです。

祈り:主よ!ただ神様だけを愛し仕えるように助けてください。そして隣人を愛する恵みをください。

一言:愛の戒め



2004年 09月 15日 (水)

出エジプト記20:18-26
あなたがたが罪を犯さないためです。

Ⅰ.恐れてはいけません(18-21)
 モーセは民に恐れてはいけないと言いました。神様がそのように臨まれるのは民たちを恐れさせるためではありませんでした。神様はその民に神様に対する恐れ敬う心を教えることを願われました。恐れ敬う心によって、罪を犯さないようにされたのです。
 このような恐れ敬う心は神様の全能と生きておられることを認識する時に生じるのです。神様は全てのことを知っておられ、罪を憎まれる方なのです。私たちは驚き恐れるのではなく、生きておられる神様に対して恐れ敬うことを学ぶべきなのです。このような恐れ敬う心は私たちを罪から遠ざけ、聖なる生活に力を入れるように助けてくれるのです。
Ⅱ.土の祭壇を造り、全焼のいけにえと和解のいけにえをささげなければならない(22-26)
 神様はモーセを通して金や銀で神々を造ってはならないと命じられました。そして土の祭壇を造り、全焼のいけにえと和解のいけにえをささげるように命じられました。その時、そこに臨に、祝福しようと約束されました。
 神様は聖なる方です。罪人が贖罪の道を得られなければ、神様に進み出ることはできません。イエス・キリストは神様と罪人との間の和解をなすなだめのいけにえになられます(ロマ3:25)。

祈り:主よ!私たちが生きて働いておられる神様に対して恐れ敬う心を学び、罪を犯さないように助けてください。日々罪を遠ざけ主に出て行くように助けてください。

一言:聖なる神様


<<(1)    前のページ(18)    19    次のページ(20)    (32)>>

聖書別日ごとの糧