聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2004]

2004年 09月 19日 (日)

出エジプト記22:1-31
財産に関する定め

Ⅰ.償いをしなければならない(1-15)
 盗みを働いた者は必ず償いをしなければなりません。時には倍にして、時には4-5倍にして償いをしなければなりません。他人の畑を害した者は自分の畑の最良の物で償いをしなければなりません。隣人に財産を預け、事故が起きた場合、裁判長の所に行き、判定を受けてから、償いをしなければなりません。
 神様は、私たちが自分の財産に対して貴く思うように、他人の財産に対しても貴く思うことを願われるのです。
Ⅱ.在留異国人、やもめ、みなしごを悩ませてはならない(21-24)
 在留異国人、みなしご、やもめなどは弱く、無視してしまいがちです。神様は、このような彼らをしいたげず、悩ませてはならないと言われました。彼らをひどく悩ませることは、彼らを愛しておられる神様の心を痛めつけることなのです。
Ⅲ.貧しい者に利息を取ってはならない(25-27)
 お金を貸して利息を取ることは正当なことです。ところが、神様は貧しい者から利息を取ってはならないと言われます。
Ⅳ.初子は、わたしにささげなければならない(28-31)
 私たちは神様に自分たちの最も大切なもので献身しなければなりません。私たちが持っているものは自分たちのものではなく、神様の恵みによって受けたものなのです。

祈り:主よ!私と他人が持っている全てのものが、みな神様のものであることを教えてください。

一言:管理人の気持ちで


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