聖書別日ごとの糧 >> 出エジプト記[2004]
2004年 09月 26日 (日)
出エジプト記28:1-43
栄光ある祭司の職分
栄光ある祭司の職分
Ⅰ.栄光ある聖なる職分(1-5)
祭司が着る服は栄光と美を現す聖なる装束です。このように祭司の職分自体も聖なるものであり、栄光あるものです。その職分は世の中のどんな職分とも区別されます。その職分は世の中の職分とは違います。その職分を通して、全ての人が聖なるものになるのです。祭司自身も聖なるものでなければなりません。またその職分は神様の御前で行なわれるものであるので、きわめて栄光あるものです。
キリストの中の全てのクリスチャンたちはこのような祭司の職分を持つようになりました(Ⅰペテ2:9)。
Ⅱ.仲介者の職分(6-43)
祭司の服の中で最も重要な部分はエポデとさばきの胸当てです。エポデの二つの肩当には両方に一つづつ宝石をはめ込むようになっていますが、その宝石には十二人のイスラエルの子どもの名前が刻まれています(12)。さばきの胸当ては胸につけるものですが、そこにも十二部族の名前が刻まれています(29)。
祭司はイスラエルの民の仲介者として彼らの罪と祈りの課題を肩に負い、胸に抱いて、神様に出て行きます。祭司は民の罪を担い、民のために祈ります。
さばきの胸当てには、ウリムとトンミムを入れています。祭司はそれで民の訴えをさばき、物事の大小を決定します。神様の御旨に従って決定しなければなりません。
祈り:主よ!私たちキリスト人に祭司の職分をくださったので、この職分を恐れ敬う心で担います。
一言:仲介とさばき
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