聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2004]

2004年 09月 27日 (月)

出エジプト記29:1-46
仲介者の資格

Ⅰ.聖別しなければなりません(1-9)
 神様はモーセに命じられました。「アロンとその子らを会見の天幕の入口に近づかせ、水で彼らを洗わなければならない。」これは彼らの罪と世俗的な考えを洗い流して聖別することを意味します。祭司は聖なる神様に出て行く者であるので、その人自身が聖なるものでなければなりません(Ⅰテモ4:2,3)。
Ⅱ.罪の赦しと献身(10-46)
 祭司たちはまず神様に全焼のいけにえをささげなければなりません。全焼のいけにえとして雄牛をほふり、血を祭壇の角につけ、残った血は祭壇の土台に注ぎ、脂は祭壇の上で焼いて煙にし、肉と皮と汚物は宿営の外で火で焼かなければなりません。このようにして祭司はまず自分の罪を贖わなければならないのです。
 そして祭司たちは雄羊をなだめのいけにえとしてささげなければなりません(16-18)。これは主にささげるなだめのかおりであり、祭司自身を火で焼いて神様にささげる意味があるのです。そしてその若い雄羊のいけにえは毎日朝と夕にささげなければなりませんが、これは主にささげるなだめのかおりなのです(38-42)。
 このようにすることで、神様は会見の幕屋でイスラエルに出会い、彼らの中に住まわれるのです。
 以上の資格を持った祭司はただイエス・キリストだけなのです。イエス様はご自分をなだめのかおりとして神様にささげたことで、万民の罪を贖ってくださいました。

祈り:主よ!罪のないイエス様は私たちのまことの大祭司です。永遠のいけにえをささげました。主を受け入れます。

一言:唯一の祭司、イエス・キリスト


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