聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2004]

2004年 10月 01日 (金)

出エジプト記33:7-23
最も大きな恵み

Ⅰ.神様の御前に行ったモーセ(7-11)
 モーセは自分のために離れた所に天幕を張り、そこで神様に会うために入って行きました。民の問題は深刻でしたが、その時モーセはむしろ民から離れ神様の御前に行きました。
Ⅱ.神様の同行を求めたモーセ(12-16)
 モーセは神様の恵みを求める祈りを四回も続けて行ないました。その恵みとは何でしょうか。
 第一に、神様の道を知ろうとしました。モーセは自分の道と自分の計画に従わずに、神様の道に従おうとしました。
 第二に、神様ご自身を求めました。モーセは、神様がいっしょにおいでにならないならカナンの地に行かない、と言いました。神様が共におられなければ、乳と蜜が流れる地も無意味なものであることを、彼は知っていました。モーセと民たちにとって、神様ご自身が最も大切で、最も大きな恵みでした。神様はこの祈りを喜ばれ、民と共に行こうとされました。
Ⅲ.神様の栄光を求めるモーセ(17-23)
 モーセは「あなたの栄光を私に見せてください。」と祈りました(18)。これはモーセがもっと神様のことを知りたいという意味です。今までモーセは神様の家のしもべとして熱心に働いて来ました。しかし仕事が全てではなく、神様との人格的な関係をさらに求めました。

祈り:私が他のどんな恵みよりも神様ご自身をもっと求め、神様との交わりを求めます。助けてください。

一言:神様が最も大きな恵み


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