聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2004]

2004年 10月 04日 (月)

出エジプト記40:17-38
幕屋に満ちた神様の栄光

Ⅰ.主が命じられたとおりに(17-33)
 本文には、「主がモーセに命じられたとおり」という御言葉が7回も繰り返されています。モーセは幕屋を造る際、主である神様の命令に従って造りました。モーセはわずかな違いもなく聞き従いました。彼はどんなことであっても自分勝手にはしませんでした。モーセは神様の忠実なしもべであり、その点で彼は偉大であり、歴史的な人物になりました。
 モーセや民が神様に仕えるのに、「勝手に」してはいけません。人は「勝手に」神様に行くことができないばかりではなく、神様を喜ばせることもできません。人は神様が定められた通りに神様に仕えなければならず、御言葉どおりに聞き従わなければならないのです。そうすることで私たちは神様を喜ばせることができるのです。
Ⅱ.主の栄光が幕屋に満ちた(34-38)
 そのとき、雲が会見の天幕をおおい、主の栄光が幕屋に満ちると、モーセは会見の天幕に入ることができませんでした。これは神様が彼らイスラエルの民と共におられることを意味するのです。彼らは肉の体を持ち、また罪を犯しました。しかし彼らが完全に御言葉に聞き従った時、神様は彼らと共におられました。
 そして神様は民たちの道しるべであり導く者、すなわち牧者になられ、彼らを約束の地に導かれました。また民たちも慌てずに神様の導きに従いました。

祈り:主よ!私たちが主の御言葉どおりに行ないますので、私たちと共にいてくださり、私たちを導いてください。

一言:神様は聞き従う者と共におられる


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