聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2008]

2008年 04月 05日 (土)

出エジプト記13:1-22
最初に生まれる者をささげなさい

 神様はモーセに言われました。「最初に生まれる初子はすべて、人であれ家畜であれ、わたしのために聖別せよ。」(2)。彼らが神様の約束された乳と蜜が流れる地に行って、住むようになる時にも、最初に生まれる初子は神様が子羊の血で救われたので、神様の所有になるからです。初子は最初に結ぶ実として尊く思い、愛情が行くために自分のものにしたい心があります。しかし神様は初子を神様にささげることで、神様が施された救いの恵みを覚え、神様のために献身する生活をすることを願われます。
 イスラエルがエジプトから出て、約束の地カナンに行くのに、ペリシテ人たちが住んでいる道を行けば、一週間あれば充分でした。しかし神様はイスラエルをその道に導かず、葦の海(紅海)の荒野に入らせました。神様が、険しく遠い道に導かれたのは、奴隷生活だけをして来た彼らがペリシテ人の道を歩んでいて、戦争になれば、神様に仕える自由人の生活を放棄して、再びエジプトの奴隷生活に戻ることを、知っておられたからです。それで神様はこのような彼らを戦争から保護し、救いの恵みと自由を守れる力を養うために、荒野の道に導かれました。それだけではなく、神様は彼らの前に歩まれ、昼は雲の柱で、夜には火の柱で彼らを保護され、導いてくださいました。

祈り:主よ!私が最も尊いものを主にささげることで、救いの恵みを覚え、神様のために生きるように助けてください。

一言:初子を神様に


<<(1)    前のページ(12)    13    次のページ(14)    (29)>>

聖書別日ごとの糧