聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2008]

2008年 04月 08日 (火)

出エジプト15:1-27
私のほめ歌、私の救い

 神様の大きな御力によって、葦の海を渡ったモーセとイスラエルの民は歌を歌いました。彼らはまず馬と乗り手とを海の中に投げ込まれた神様を賛美しました。神様はエジプトの王と比べることができない、高く栄光ある方です。主は無力なエジプトの神々とは違い、イスラエルの力であり、ほめ歌であり、救いになられます。彼らが体験した神様は選ばれた民のために戦われる「いくさびと」です(3)。4-12節は、傲慢なエジプトの兵士たちを打ち破り、石のように深みに下される神様の救いの御業が詳細に描かれています。13-18節には、道なきところに道を造られ、導かれる神様が約束の地にも、恵みの中で導いてくださることを確信する内容です。19-21節では、アロンの姉、預言者ミリアムも、高く栄光ある神様を賛美しました。このように彼らは祝福の日に神様を賛美しました。彼らは祝福の日に喜びに酔いしれ、祝福にだけ陥らず、神様がなされた御業を覚え、神様がどんな方であるのかを黙想し、神様を賛美しました。
 イスラエルは葦の海からシェルの荒野に入って行った三日目に、マラに到着しました。そこの水は苦く、飲むことができませんでした。その時、祈りで神様の指示を受けたモーセが一本の木を水に投げ入れると、苦い水が甘くなりました。ここで神様はイスラエルのために、おきてと定めを授けました。彼らが御言葉を守るなら、いやしの神様が全ての病気を治してくださる、と言われました。

祈り:主よ!祝福の日に、神様が施してくださった全ての恵みを覚え、更に神様を賛美するように助けてください。

一言:私のほめ歌、私の救い


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