聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2008]

2008年 04月 21日 (月)

出エジプト記23:1-19
祭りを行なわなければならない

 神様の民たちは偽りのうわさを言いふらしてはなりません。多数によって悪を行なってはならず、不正な証しをしてはなりません。また貧しい者の訴えだからといって、ひどく偏ってもいけません。敵のいなくなった牛やろばに会うと、必ずその人に返してあげなければならず、盲目にするワイロは受け取ってはなりません。自分の利益のために公義を捨て、隣人を顧みないことは、神様を悲しませる大きな罪です。神様の子どもはいつでも真実に正直に、真理の側に立って生活しなければなりません。
 神様の民は六日間は熱心に働いて、七日目には霊的、肉的な休みを得なければなりません。しもべたちと寄留者たちだけではなく、話すことのできない家畜までも安らぎを得るように配慮しなければなりません(12)。奴隷と家畜にまでも気を配られる神様は本当に愛が豊かな方です。神様はまた、年に三度祭りを行なわなければならない、と言われました。これは過越の祭り、五旬節、仮庵の祭りです。この祭りは、エジプトの奴隷生活から救いを受けた恵みを記念して、収穫に対して感謝し、荒野で天幕を張って過ごした時を覚えて感謝するためのものです。このような祭りを行ないながら、神様の民は神様の恵みを忘れず、感謝することを学びます。私たちが忙しく生活していると、七日目を休むことができず、祭りを行なうことができません。しかし時に従って、神様が施してくださった救いの恵みを覚え、感謝の祭壇を築く人は本当に幸いな人です。

祈り:主よ!私を罪の奴隷だった生活から救ってくださり感謝します。私が時ごとに感謝の祭壇を築きます。

一言:時ごとに感謝を



2008年 04月 22日 (火)

出エジプト23:20-33
もし御声に確かに聞き従うなら

 神様はご自分の使いをイスラエルの民の前に遣わし、道で彼らを保護し、カナンの地まで導いてくださる、と約束されました。このような恵みの中で、イスラエルがすべきことは、神様の御声に聞き従うことです。神様の御声によく聞き従うなら、神様がイスラエルの敵をみずから打たれ、敵を滅ぼすと言われました。また御言葉に聞き従う彼らのために、食物と水に祝福をくださり、彼らのうちに病気を取り除く、と言われました。それだけではなく、流産する者がいなくなり、不妊の女がいなくなると言われました。イスラエルは神様の約束の御言葉を信じ、カナンの偶像を打ち壊し、彼らの行ないに習わないようにしなければなりません。イスラエルが神様の御言葉に聞き従い、主にだけ仕えようと決断した時、神様は彼らに必要なすべてのものを満たしてくださいます。神様は、生死、幸不幸の源です。
 神様は、ご自分の使いを先に遣わされ、カナンの地のすべての民を打たれ、勝利をくださると約束されました。くまばちを先に遣わし、カナンの部族を追い出すと言われました。しかしイスラエルがふえ広がって、この地を相続地とするようになるまでに、敵を徐々に追い払うと言われます(30)。勝利はイスラエルの軍事力や経済力にあるのではありません。この世を見習わず、神様ひとりだけに仕える時、神様がすべての敵に打ち勝たせ、繁栄するようにしてくださいます。

祈り:主よ!この世がいくら私を誘惑し、威嚇をしても、ただ神様の御言葉にだけ聞き従います。

一言:聞き従う生活


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