聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2008]

2008年 04月 27日 (日)

出エジプト27:1-21
祭壇とともしび

 幕屋の外にある庭に、青銅で出来た祭壇が置かれました。この祭壇は祭司がいけにえをささげる時に、全焼のいけにえとしてささげる祭壇です(30:28)。この祭壇の四隅には角がありますが、この角は救いや力を象徴します。人は罪によって火で焼かれ、死ぬしかありませんでしたが、獣が代わりに死にました。そしてその獣の犠牲によって、救いを得るようになりました。祭壇では、獣やほかのいけにえを焼いて神様にささげますが、これは100%の犠牲と献身を意味します。イエス様の血によって救われた神様の子どもたちが救いに満足して自分のために生きてはいけません。体と心を、神様が喜ばれる聖なる生きた供え物としてささげなければなりません。
 神様はモーセに純粋な油を使ってともしびを絶やさないように命じられました。ともしびは暗い夜に幕屋の内部を照らし、祭司の活動を容易にする役割を果たしました。神様は祭司たちが夕方から朝までいつも主の前にそのともしびをととのえるように命じられました。「ととのえる」とは「真心を込めて顧みて、整頓する」ことを意味します。またこの「ともしび」は主の子どもたちが世のやみを照らす光になるために、明るくする祈りの火を意味します。私たちはこの時代の祭司です。祭司たちが365日の間、真心を込めてともしびをととのえるように、福音の祭司たちもたえず祈りのともしびを絶やさないようにしなければなりません。世の人々のために目を覚まして祈らなければなりません。

祈り:主よ!私が神様を喜ばれる人生を生き、祈りでいつも目を覚ましているように、助けてください。

一言:祈りのともしびをととのえよ


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