聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2015]

2015年 09月 17日 (木)

出エジプト記11:1-10
さあ、民に語って聞かせよ

 やみの災いによって、パロの気は萎えていました。それでも、神様は、エジプトに一つの災いを下そうとされました。それは、パロを完全に打ち、イスラエルの民をひとり残らず追い出されるためでした。しかし、神様は空手で、イスラエルを去らせようとは、されませんでした。
 2節をご覧ください。「さあ、民に語って聞かせよ。男は隣の男から、女は隣の女から銀の飾りや金の飾りを求めよ。」イスラエルはエジプトで奴隷生活をしていました。彼らに持っているものは何もありませんでした。憐れみ深い神様は、イスラエルの民を富ませようとしました。今まで苦しんで来た彼らに恵みを施され、報いてくださいます。
 神様はエジプトの民がイスラエルに好意を持つようにされました。モーセもまた、エジプトの国でパロの家臣と民とに非常に尊敬されていました(3)。今、エジプトの地に、一つの災いが下されようとします。エジプト中の初子が死ぬ、災いです。ところが、神様はイスラエルを守り、その災いから逃れさせてくださいます。それは神様の不思議がエジプトの地で多くなるためです(9)。

祈り:この時代、私と共におられ、災いから身を守ってくださり、感謝します。人々から好意を得て、主の恵みにあずかれるように、助けてください。

一言:銀の飾りや金の飾りを求めるように


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