聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2015]

2015年 11月 03日 (火)

出エジプト記13:1-22
初子を聖別せよ

Ⅰ.初子を聖別せよ(1-16)
 神様はモーセに言われました。「最初に生まれる初子はすべて、人であれ家畜であれ、わたしのために聖別せよ。」(2)。彼らが約束された地に行って、生活する時にも、初子は全て聖別して神様にささげよ、と言われました。初子は神様が子羊の血で救ってくださったものなので、神様のものだからです。神様は、初子を神様にささげることによって、神様の救いの恵みを覚え、神様のために献身する生活をすることを、願われました。
Ⅱ.荒野の道に導かれた神様(17-22)
 イスラエルがエジプトから出て、約束の地カナンに行くためには、ペリシテ人が住んでいる道を通って行けば、一週間で充分でした。しかし神様は、イスラエルをその道に導かれずに、葦の海に沿う荒野の道に回らせました。神様が、近くて舗装された道に導かれず、険しく遠い道に導かれたのは、奴隷生活をして来た彼らがペリシテ人の道を通して、戦争になれば、神様に仕える自由人の生活を放棄して、再びエジプトの奴隷生活に戻ることを、知っておられたからです。それで神様は、このような彼らを戦争から保護し、救いの恵みと自由を守ることのできる力を養うために、荒野の道に導かれました。昼には雲の柱で、夜には火の柱で保護し、導いてくださいました。

祈り:主よ!私が主の救いの恵みを覚え、私にとって最も尊いものを主にささげる生活をします。

一言:初子を神様に


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