聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2015]

2015年 11月 12日 (木)

出エジプト記18:1-27
イテロの助言

Ⅰ.主をほめたたえるイテロ(1-12)
 しゅうとイテロが訪問した時、モーセは、主がイスラエルを出エジプトさせたことと、彼らが道で受けた全ての苦難と、主が彼らを救ってくださったことをみな、しゅうとに話しました。それを聞いて、イテロは非常に喜び、神様をほめたたえました(10)。彼はイスラエル人ではありません。しかし彼は、神様がなさったことを聞いて、主が神様であることを告白した謙遜な人です(11,12)。
Ⅱ.モーセに忠告するイテロ(13-27)
 モーセは民の大小さまざまの事件を全て聞いて、それをさばこうと、熱心に奮闘していました。それでモーセも疲れ、民たちも疲れるしかありませんでした。これを見たイテロはモーセに、一人でそれをするのは良くなく、共に働く同労者たちを得よ、と忠告しました(19-22)。モーセはイテロの助言を謙遜に受け入れ、全ての民の中から誠実な人を選びました。彼らは神様を恐れ、力があり、不正の利を憎む人々でした(21)。彼らは小さなことを受け持ち、モーセは大きなことを受け持って、共に働きました。熱心に働いたものの、疲れて、何もできないのは、一人で全てのことを担おうとするからです。小さなことは一人でも担うことができますが、大きなことをしようと思うなら、必ず共に働くことができなければなりません。同労者を立てて、共に働くなら、さらに効果的に働くことができ、またその人を育てることができます。

祈り:主よ!主の御業は一人で担うことができません。私が謙遜に、忠実な同労者たちと共に働けるように、助けてください。

一言:共に働く指導者


<<(1)    前のページ(16)    17    次のページ(18)    (19)>>

聖書別日ごとの糧