聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2015]

2015年 12月 30日 (水)

出エジプト記20:1-17
十戒

1.神様を愛せよ(1-11)
 神様はイスラエルと契約を結ばれる時、彼らが守るべき戒めを話されました。神様は、ご自分がエジプトの国、奴隷から連れ出された神、主であると言われました。この神様は唯一の真の神様です。それでこの神様のほかに、別の神様を認めたり、仕えたりしてはいけません(3)。また、どんな被造物の形にも偶像を造ったり、偶像を拝んだりしてもいけません。これは唯一の神様を怒らせることです。また、神様の御名をみだりに唱えてはならず、安息日を覚えて、聖なる日としなければなりません(8-11)。このような戒めを見ると、私たち人間は神様を一番に愛さなければなりません(マコ12:30)。このように神様を恐れ敬い、愛し、その戒めを守るならば、神様はその人を愛され、恵みを千代にまで施してくださいます(6)。しかしこの神様を憎む者は、親子三代、四代にまで、罪の代価を及ぼされます(5)。
2.隣人を愛しなさい(12-17)
 神様は、その民が人間関係において守らなければならない戒めを、話してくださいました。第一に、父と母を敬え、という戒めです。そして殺してはならず、姦淫してはならず、盗んではならず、偽りの証言をしてはならず、隣人の家を欲しがってはならない、という戒めです。このような人間関係に対する戒めの根本精神は、消極的には禁止されていることを守るのではなく、積極的に、隣人を自分のからだのように愛することです(マコ12:31)。

祈り:主よ!神様の戒めを無視するこの世で、私が積極的に神様を愛し、隣人を愛する生活ができるように、助けてください。

一言:神様を愛し、隣人を愛する


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