聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2021]

2021年 08月 14日 (土)

出エジプト記39:1-43(1)
大祭司の式服

 イスラエルの民は主がモーセに命じられた通りに、大祭司アロンの式服を、意匠を凝らして織り込み、聖なる装束をつけて作りました。エポデは祭司の青服の上に着用するチョッキのようなものです。エポデの肩当てにはイスラエルの12人の息子たちの名が刻まれた宝石が金縁にはめ込まれてつけられました。胸当てにはイスラエルの12部族の名が印章のように彫られた12個の宝石がつけられました。胸当てとエポデを結びつけるのには金の環と金のひもが使われ、エポデから外れないようにしっかり固定しました。祭司の青服は慈しみと赦しを表していました。その服の裾の上には、豊穣を意味するざくろ模様を入れました。純金の鈴は、祭司の存在と務めを知らせる役割をしました。祭司は亜麻布の長服とももひきを着用し、「主の聖なるもの」と記した札をつけたかぶり物をかぶりました。

 祭司は幕屋で大事な務めを行ないます。その肩にはイスラエルの民を背負っています。その胸にはイスラエルの民の名がくっきりと刻まれています。祭司は常に聖くなければなりません。特に、その心と思いがいつも聖くなければなりません。祭司の務めによって、イスラエルの民の暮らしが肉的にも霊的にも豊かになります。神様は信じる一人一人をこの時代にも、祭司として立てられます。主の聖なるものとしてこの務めを行なえば、仕えている人々が豊かな祝福を受けるようになります。



適用:聖なる祭司の務めを行なっていますか

一言:聖なる服


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