エジプトを出てから1年後、第一の月の一日に、主はモーセに幕屋を設営しなさいと命じられました。幕屋の中にはあかしの箱、供えのパンのための机、燭台、香の祭壇等が据えられました。あかしの箱と他の用具は垂れ幕でさえぎりました。幕屋の入り口の前には全焼のささげ物の祭壇を据え、その次に洗盤を据えました。周りに庭を設け、庭の門に垂れ幕を掛けました。こうして設営が終わると、注ぎの油を取って幕屋とその中にあるすべてのものの油注ぎを行ない、そのすべての用具を聖別しました。最後に、アロンとその子らも水で洗い、聖なる装束を着せ、油注ぎを行なって聖別し、祭司として主に仕えさせました。モーセはすべて主が命じられたとおりに行いました。その時、雲が会見の天幕をおおい、主の栄光が幕屋に満ちました。モーセでさえ、そこに入ることができないくらいでした。旅路にある間、イスラエルの民は雲が幕屋から上った時に旅立ちました。雲が上らないと、旅立ちませんでした。旅路にある間、イスラエルの前には昼は主の雲が、夜は雲の中に火があって彼らを導きました。

　人の最大の喜びは、主の栄光を見ることです。主の栄光を見ることができれば、平安と確信に満ちた人生を生きることができます。主の栄光は、主が命じられた通りに作られた主の宮と祭司を通して臨まれました。イエス様こそ神様が約束された宮で、大祭司です。イエス様のうちにとどまる人は、主の満ち満ちた栄光を見ることができます。どんなに裕福な人であっても、主の栄光が離れてしまった人生は悲惨で不幸そのものです。

適用：主の栄光を慕いますか

一言：どうかあなたの栄光を見せてください