聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2005]

2005年 09月 21日 (水)

民数記6:1-21
ナジル人


Ⅰ.主のものとして聖別する(1-12)

 イスラエルの中には霊的な望みがある人がナジル人の誓願をしました。そして一定の期間の間自分のからだを聖別して神様にささげました。その間彼は世俗社会を離れ、霊的な世界に専念しました。ナジル人の誓願をした人が守るべき決まり事は次の通りです。

 彼は酒を遠ざけ、アルコール成分の入っているものは飲んではいけません。その頭にかみそりを当ててはならず、のばしておかなければなりません。彼は聖なるものであるからです。彼が誓願を立てている間は死体に近づいてはいけません。それは彼が聖別されているからです。聖なるものをよく守らなければなりません。そのからだが汚れてはなりません。

 誰でも自分を神様にささげたものは聖なるものです。神様に属し、世の中とは区別されています。そのような人は自分を清く保ちつづけなければなりません。世俗的な生活習慣に従ってはいけないのです。

Ⅱ.主の前にささげ(13-21)

 自分の体を聖別した期間が満ちた時には、祭司は彼を天幕の入口に連れて来て、彼は主の前にささげものをしなければなりません。神様に自分をささげた者は大きなことをしたかのように考え、補償を求めてしまいがちです。しかし神様が自分のような者を受け入れてくださったことを感謝し、むしろささげものをしなければなりません。イエス様の御血で救われた者は救いの恵みを覚え、主に何をささげたらいいのか、考える人です。


祈り:主よ!私が自分をささげれば、喜んで受け入れ、きよいものにしてくださることを感謝します。さらにきよく保ちつづけます。

一言:神様にささげた者はきよい



2005年 09月 22日 (木)

民数記6:22-7:11
祭司の祝福


Ⅰ.主が御顔をあなたに照らし(6:22-27)

 アロンとその息子たちは祭司です。彼らは神様と民たちの間の仲介者です。神様はモーセを通して、彼らが民を祝福する言葉を教えられました。「主があなたを祝福し、あなたを守られますように。主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。」この祝福どおりになれば、イスラエルは祝福の中に満たされるようになります。神様が祝福してくだされば、何の足りないものもなく、神様が守ってくださるなら、絶対に安全です。神様の御顔が私たちを照らしてくださるなら、全てのやみが消え去ります。この御言葉が私たちに臨まれることを願い、私たちも他の人をこのように祝福することを願います。「主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。」その時、私たちは神様をはっきりと知るようになります。この祝福は民たちに向けられた神様の熱い愛を感じさせてくれるのです。

Ⅱ.かしらたちがささげ物をした(7:1-11)

 モーセは幕屋を建て終わった日に、油をそそいで、聖別しました。神様の幕屋が完成しました。その日にイスラエルの族長たちが、おおいのある車六両と雄牛十二頭でささげものをしました。それはレビ人たちに分配され、幕屋の奉仕に使われました。そのささげ物のほかにも、族長たちは一日に一人づつ祭壇の奉納のそなえ物をささげました。族長たちは神様を愛しているのでささげ物をしました。ささげ物は神様と民たちのために貴く用いられました。


祈り:主よ!主がその御顔を私たちに照らしてください。私たちが完全な光のうちにとどまり、神様を喜ばせます。

一言:主がその御顔を照らしてください


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