聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2005]

2005年 09月 26日 (月)

民数記10:29-36
先頭に立って進む契約の箱


Ⅰ.ホバブを招いたモーセ(29-32)

 ホバブはモーセのしゅうと、レウエルの子です。彼は荒野で宿営をはることができる技術者でした。反面、モーセは荒野を知らず、宿営をはることができませんでした。それでモーセはホバブに頼みました。「どうか私たちを見捨てないでください。あなたは、私たちが荒野のどこで宿営したらよいかご存じであり、私たちにとって目なのですから。」(31)モーセは救いの御業で必ず必要な人物を同労者として得ました。今あなたはどんな点で足りませんか。どんな人が必要ですか。そのような人を同労者として得てください。

Ⅱ.契約の箱が先頭に立って進み(33-36)

 彼らが道のりを進んだ時、主の契約の箱が先頭に立って進み、彼らの休息の場所を捜しました。契約の箱が出発する時には、モーセはこう言っていました。

「主よ。立ち上がってください。あなたの敵は散らされ、あなたを憎む者は、御前から逃げ去りますように。」

 モーセとイスラエルがカナンに向かって進む時、主の契約の箱が先頭に立って進みました。これは何を意味するのでしょうか。モーセは民の指導者として自分が先に立って行き、敵と戦おうとしませんでした。彼は自分が民の先頭に立っているという負担感がありましたが、自分の前に神様がおられることを知っていました。それで心配しませんでした。モーセは神様に祈り、神様にゆだねました。そして神様にだけ従いました。あなたの前にはどんな難関が待ち構えていますか。心配することより、忍耐を持って神様の御言葉に従って行きましょう。


祈り:主よ!私が必ず必要な同労者を得ます。何より神様が先頭に立って行かれ、自ら戦われることを信じて、ついて行きます。

一言:神様が先に立って戦われる


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