聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2005]

2005年 09月 30日 (金)

民数記12:1-16
神様の御前で特別なモーセ


Ⅰ.地上のだれにもまさって謙遜なモーセ(1-3)

 モーセがクシュ人の女をめとると、ミリヤムとアロンがモーセを非難しました(1,2)。二人はモーセだけではなく自分たちも同じく神様のしもべであり、御言葉のしもべであると思いました。モーセだけが特権を持っているようであり、あまり気分がよくありませんでした。彼らはモーセの権威に挑戦しました。ところがモーセは彼らを耐え忍びました。彼らに向かって戦いませんでした。モーセはだれにもまさって非常に謙遜な人でした。

Ⅱ.神様の全家を通じて忠実なモーセ(4-16)

 モーセの時代に、神様のしもべと預言者たちが多くいました。モーセも神様のしもべでした。しかしモーセは神様の御前で特別な人物でした。モーセは神様の全家を通じて忠実であり、神様は彼を認めました。神様は他の預言者たちとは幻や夢の中で語りますが、モーセとは直接話されます。モーセとは明らかに語られ、なぞで話すことはありませんでした。モーセは主の姿を仰ぎ見ました。そのようなモーセを、普通の預言者たちのように、むやみに非難することはできないのです。神様は、ミリヤムがらい病にかかるように、されました。モーセに敵対することが大きな罪であることを知らせました。

 神様のしもべが多くいますが、神様の御前で特別な人物がいます。霊的な特権を多く受けた人物がいます。そのような人をむやみに非難することはできません。神様が認められる特別な人物は特別に待遇しなければならないのです。


祈り:主よ!神様の全家を通じて忠実であり、特別なしもべたちを恐れ敬うこころで、仕えるように助けてください。

一言:神様の御前に特別な人物がいる


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