聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2005]

2005年 10月 06日 (木)

民数記15:22-41
主のすべての命令を思い起こし、それを行なうため、


Ⅰ.もしあやまって罪を犯したなら(22-31)

 世の中の法廷は結果中心の判決を下します。ところが神様は結果よりも動機をご覧になります。神様は会衆や個人に関わらず、あやまって罪を犯した者に対しては赦しを受けることができる贖罪の道を開いて置かれました。これは外国人の場合でも同じことです。神様がこのようにされるのは、あやまって罪を犯したからと言って、自分を合理化したり適当にするのではなく、神様の赦しの愛を受けるようにするためです。

 しかし故意に罪を犯した者にはその罪を厳しくさばかれます。これは神様の御言葉を侮り、その命令を破ったからです。

Ⅱ.みだらなことをしてきた自分の心と目に従って歩まないように(32-41)

 イスラエル人が荒野にいた時、ある人が安息日にたきぎを集めていました。神様は故意に命令に違反し、欲を満たした彼を意志で打ち殺すように命じられました。そして民たちに着物のすその四隅にふさを作るように命じられました。これはすそを見るたびに、神様のすべての御言葉を思い起こして、行なうためでした。

 みだらなことをしてきた自分の心と目に従って生きる時、滅びるようになります。神様の御言葉に従って生きることが命の道なのです。神様は、私たちの神様になろうと、私たちを罪の奴隷から解放してくださいました。


祈り:主よ!みだらなことをしてきた自分の心と目に従って生きずに、主の御言葉に従って生きるように助けてください。

一言:主の御言葉に従って


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