聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2005]

2005年 10月 10日 (月)

民数記17:1-13
芽が出たアロンの杖


Ⅰ.アロンの杖に芽が得るようになった神様

 神様はイスラエルの十二族に、それぞれ一本づつの杖を準備させ、自分たちの族長の名前を書きしるすようにされました。そしてモーセに命じて、その杖を会見の天幕に置くようにされました。

 神様は次の日アロンの杖にだけ、アーモンドの芽をふき、つぼみを出し、花が咲き、実を結ばせる奇跡を起こさせました(8)。これは神様の全能なる力によるものです。神様は乾いたたきぎから花を咲かせる全能なる方です。

Ⅱ.アロンをきよく区別された神様

 神様は十二部族の族長の杖の中でアロンの杖にだけ、芽が出るようにされました。これは神様が主権によって、ご自分の働き人を区別し、選ばれたことを見せようとされることなのです。また神様はこの杖をあかしの箱の前に戻して、逆らう者への戒めのためのしるしとして、イスラエル人が指導者に対して不平を全くなくすようにされました(10)。神様が指導者を選ばれる時、自ら権威をもってお立てになるのです。

 神様がお立てになる指導者であっても短所があり、あやまちもあるのです。しかし神様がえいえんの主権と摂理の中で、区別して選び、お立てになったことを認め、尊重しなければなりません。これが神様を恐れ敬い、従順することなのです。


祈り:主よ!主は乾いた枝から新芽を出させる全能なる方であり、立てようとされる人をお立てになる主権者です。私が主の主権に従うことで、神様の救いの御業に用いられるように助けてください。

一言:乾いた枝から芽を出させる神様


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