聖書別日ごとの糧   >>   士師記[2013]

2013年 07月 13日 (土)

士師記4:1-24
バラクを立てたデボラ

 エフデが死んだ後、イスラエル人はまた、主の目の前に悪を行ないました。すると、神様はカナンの王ヤビンの手に渡されました。ヤビンは、二十年の間、イスラエル人をひどく圧迫しました。その時、女預言者デボラが士師になりました。デボラはバラク将軍を呼んで、ヤビンと戦うように、言いました。「神様がヤビンの将軍シセラをあなたの手に渡された」と言いました。しかしバラクは、「デボラがいっしょに行かなければ、戦いに行きません。」と言いました。デボラは、自分が司令官になることより、バラクを立てて戦いました。女性は、男性をよく助け、立てるリーダーシップを持たなければなりません。そのような女性が、神様の御業に尊く用いられます。
 バラクが軍隊を率いてタボルの山に陣をはりました。それを聞いたシセラは鉄の戦車九百両を全部、キション川に集結させました。その時、デボラはバラクに言いました。「さあ、やりなさい。きょう、主があなたの手にシセラを渡される。主はあなたの前に出て行かれるではありませんか。」。その言葉に力を得たバラクは、一万の軍隊を率いて、シセラの軍隊を打ちました。シセラの軍隊はみな、剣の刃に倒れました。あまりにもあっけなく、イスラエル人が勝利しました。これは、神様が、カナンの王ヤビンをイスラエル人の手に渡されたからです。神様はバラクを用いて、イスラエルを救ってくださいました。それは、彼が、神様のお立てになった女預言者デボラの助けを借りたからです。男性が、信仰の女性の助けを借りることは、恥ではありません。

祈り:主よ!この時代の女性がデボラのように、兄弟を育てて立てる信仰の女性になるように、助けてください。

一言:兄弟を立てる信仰


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