聖書別日ごとの糧   >>   士師記[2013]

2013年 07月 14日 (日)

士師記5:1-31
イスラエルの母デボラ

 デボラとバラクは、勝利をくださった神様を賛美しました。彼らは、「神様が進み行かれた時、大地は揺れた。」と歌いました。シャムガルの時、ヤエルの時には、隊商は絶え、旅人はわき道を通りました。人々は、自分の命や金儲けに余念がありませんでした。イスラエルに指導者がいませんでした。群衆は神様を捨て、新しい神を選びました。彼らには、戦いの時にも、盾と槍がありませんでした。そのような時に、デボラが立って、イスラエルの母になりました。すると神様は、デボラのために、勇士たちを打つために、降りて来られました。神様は、デボラがイスラエルの母になることを決断した時、彼女を救いの御業に尊く用いられました。女は弱いですが、母は強いです。この時代の女性たちが母になることを決断する時、救いの御業が起こります。
 デボラは、自分と共に戦った部族たちによって、神様を賛美しました。彼らは敵と戦いましたが、命を惜しみませんでした。しかし他の部族が力を尽くして戦っている時、海辺にすわってとどまっている部族もいました。デボラは、自分と共に戦わず、主を助けなかった彼らを呪いました。しかし戦いに参加した人々を祝福しました。シセラと殺して功を立てたヤエルのような女性を賞賛しました。主の敵は滅び、主を愛する者は、力強く日がさし出るように、と祈りました。霊的な指導者は、祝福する者と呪う者とを、はっきり区別できなければなりません。主の敵を呪い、主を愛する者を祝福しなければなりません。

祈り:主よ!私たちのキャンパスにも、デボラのように、神様を愛し、母親の心を持った女性たちが立てられるように、助けてください。

一言:母を立ててください


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