聖書別日ごとの糧   >>   士師記[2013]

2013年 09月 01日 (日)

士師記10:1-11:11
立てられたエフタ

 ギデオンの後に入って二十三年間、ヤイルが二十二年間、イスラエルの士師になって治めました。イスラエル人がまた悪を行なって、バアルやアシュタロテや周辺の全ての国の神々に仕えました。神様はお怒りになり、ペリシテとアモン人の手にイスラエルを渡されました。イスラエルは、十八年間、彼らに虐待されました。イスラエルが非常な苦境に立たされた時、もう一度、神様を捜しました。しかし、今度は、神様はすぐには彼らを救ってはくださいませんでした。「行け。そして、あなたがたが選んだ神々に叫べ。あなたがたの苦難の時には、彼らが救うがよい。」と言われました。イスラエルは彼らの中から異邦の神々を取り除き、神様に仕えました。すると、神様は、イスラエルの苦しみを見るに忍びなくなりました。神様は、繰り返される罪を咎められる方です。しかし、真実に悔い改める時、これを見逃さない方です。
 アモン人が集まって、ギルアデに陣を敷きました。イスラエル人も集まって、ミツパに陣を敷きましたが、先に立って、戦う人がいませんでした。この危機の時に、エフタが立てられました。エフタは勇士でしたが、遊女の子でした。彼の兄弟たちは、父親の遺産が相続できないように、彼を家から追い出しました。それで、彼はトブの地に住みました。彼は、そこで、集まって来たごろつきの牧者になりました。ところが、危機になると、ギルアデの長老たちがエフタを訪ねて来て、首領として立てました。人間条件を克服し、自分を磨き上げる人が、危機の時に、必ず必要な指導者になります。

祈り:主よ!私が自分を磨き、危機の時に、必ず必要な人になるように、助けてください。

一言:危機の時に、必要な人


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