聖書別日ごとの糧   >>   士師記[2024]

2024年 03月 20日 (水)

士師記15:1-20(14)
主の霊が激しく

 義理の父が妻を客の一人に与えたことで、サムソンは怒りに燃え、ジャッカルを三百匹捕らえ、それぞれの二つの尾の間に一つのたいまつをつなぎ合わせ、火をつけて、ペリシテ人の畑に放ちました。このために、束ねて積んである麦から、立ち穂、オリーブ畑に至るまで燃えてしまいました。これがサムソンの仕業だと分かると、ペリシテ人たちは妻と義理の父を殺して復讐しました。これにサムソンは妻と義父の遺恨を晴らすため、ペリシテ人の足腰を打ちました。

 ペリシテ人は、サムソンがエタムの岩の裂け目に住んでいることを知ると、サムソンを打つためにユダに向かって陣を敷きました。サムソンは民の説得を受けて縛られて、彼らに引き渡されました。綱で縛られたサムソンを見るや、ペリシテ人は大声をあげて彼に近づきました。すると、主の霊が激しく彼の上に下り、彼の腕にかかっていた綱は火のついた亜麻糸のようになって、解け落ちました。束縛から解かれたサムソンはろばのあご骨を見つけ、千人を打ち殺しました。主の霊が激しく下ると、サムソンは神様からの力で数多くのペリシテ人を打ちましたが、疲労し、ひどく喉が渇きました。サムソンが主に助けを呼び求めたところ、神様はレヒにあるくぼんだ地を裂かれ、そこから水を出してくださいました。

 主の霊が下ると、サムソンは驚くような力を発揮しました。その能力は、たった一人で千人のペリシテ人を打つほどでした。ただそれはサムソンの怪力ではなく、主の霊によるのです。サムソンもそれをわかっていたのでしょう。喉の渇きを主に求め、主によって満たされました。主の霊で働き、主の霊にまた満たされる。あなたはこのサイクルを繰り返す生活となっているでしょうか。



祈り:私の心がいつも主の霊で充電されていることを祈ります。私の力や能力、成果ではなく、いつでも心にあなたの霊を満たし、求めるものであるように今日も導いてください。

一言:主の霊の満たし


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