□5月11日(土)
ろばの子に乗られたイエス様
ヨハネの福音書12:12-19(13)
日毎の糧
イエス様がエルサレムに入城された際、大勢の群衆がなつめ椰子の木の枝を振りながら「ホサナ。祝福あれ、主の御名によって来られる方に。イスラエルの王に。」と叫びました。イエス様は、神様が約束された、救い主です。イスラエルの王として、私たちを罪と死から救うために来られたのです。ところが人々はイエス様を政治的な王と誤解しました。すなわち、イエス様が自分たちをローマの支配から救ってくださるという、自分たちの望みをかなえられることを、期待ました。
しかし、イエス様はろばの子を見つけて、それに乗られました。それは、「恐れるな、娘シオン。見よ、あなたの王が来られる。ろばの子に乗って。」と書かれているゼカリヤ書(9:9)の御言葉が成就するためでした。ろばの子は、馬のように早く走ることも、武装することもできません。ろばの子にイエス様が乗られることは、平和と謙遜のしるしです。イエス様は力で支配する王ではなく、私たちに仕えるために来られた、平和と謙遜の王です。そしてご自分のいのちを投げ出して、私たちを救ってくださった王です。イエス様の御国は、イエス様が神様の計画に謙遜に従い、ご自分を低くし、最終的に十字架と死と復活を通して成り立ちます。誰でも、イエス様を受け入れるなら、罪と死から救われ、神様の御国が臨むようになります。ろばの子に乗って来られたイエス様に従うことが、正しい信仰です。
祈り:主よ、私が自分の欲望を捨てて、ろばの子に乗って来られたイエス様を信じ従って行く者になるように助けてください。
一言:謙遜の王、イエス様
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。