聖書別日ごとの糧   >>   サムエル記Ⅰ[etc]

2002年 12月 31日 (火)

サムエル記第一7:1-17
エベン・エゼル

Ⅰ.イスラエルと共におられた神様(1-11)
 ペリシテ人に奪われていた主の箱が戻って来た後、イスラエル人は悲しみ切に主を慕い求めました。その時、サムエルはその民たちに、外国の神々を取り除いて主にのみ仕えよと言いました。それで民たちは偶像を捨て、主にだけ仕えようと決断しました。ミツパに集まって断食をし神様に罪を告白しました。その後、神様は彼らと共におられました。ペリシテが侵略した時、サムエルの祈りを聞かれ、雷鳴をとどろかせてペリシテを追い払われました。神様は心にある偶像を取り除き、神様に立ち返り献身する人々と共におられるのです。
Ⅱ.ここまで私たちを助けてくださった主(12-17)
 戦争で勝利したサムエルは一つの石を取り、ミツパとシェンの間に置いて、神様に栄光をささげました。そしてその名前を「エベン・エゼル」とつけました。これは、「ここまで主が私たちを助けてくださった。」という意味です。彼らが神様から離れた時には、ペリシテを道具として用いられイスラエルを懲らしめることで助けてくださいました。彼らが契約の箱を奪われた時にはペリシテを打たれ、箱が再びイスラエルに戻って来るようにされました。彼らが悔い改めて立ち返り、主を探し求めた時には彼らと共におられ、敵と戦ってくださいました。神様は私たち一人一人をここまで助けてくださいました。この神様に感謝の祭壇を築き、待望の新年を迎えることができるように祈ります。

祈り:父なる神様、私をここまで助けてくださった神様に感謝します。信仰によって新年を迎えることができるように助けてください。

一言:エベン・エゼル


<<(1)    (1)>>

聖書別日ごとの糧