聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅰ[2004]

2004年 10月 30日 (土)

列王記第一17:1-24
エリヤを訓練された神様

Ⅰ.従順訓練(1-16)
 ギルアデに滞在していたエリヤに神様の御言葉が臨みました。それはアハブ王に数年もの間雨と露が降らないと警告しなさいというものでした。伝えることが難しい御言葉でしたが、エリヤは利き従ってアハブ王に行きました。そしてまた御言葉通りに聞き従って川のほとりに身を隠して行きながら、からすに養ってもらいながら延命しました。川の水が枯れると今度はやもめから養ってもらうようにという神様の御言葉が臨みました。ところがやもめは言いようのないぐらい貧しかったのです。しかしエリヤは神様の御言葉通りに聞き従いました。そうした時、その家にも食物と油が絶えませんでした。
 エリヤがどんな御言葉であっても神様の御言葉に聞き従う時、神様は彼に必要な全てのものを満たしてくださいました。神様の人はまず御言葉に徹底して聞き従うことで、御言葉の力を体験しなければなりません。
Ⅱ.祈りの訓練(17-24)
 何日かしてそのやもめの子どもが死にました。するとそのやもめはエリヤにつぶやきました。エリヤはひどく落胆するようになりました。しかしエリヤはこの時暗い考えをせずに神様に叫ぶ祈りをしました(20,21)。神様はエリヤの祈りを聞かれ、死んだ子どもを生き返らせてくださいました。神様の人はどんな場合でも祈ることで神様の力を受けなければなりません。

祈り:主よ!私が相対的な考えを捨て、主の御言葉に聞き従って、御言葉の力を受けることができるように祈ります。また羊の群れのために叫ぶ祈りの勇士になることができるように祈ります。

一言:御言葉と祈りのしもべ


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