聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅰ[2012]

2012年 11月 03日 (土)

列王記Ⅰ4:1-34
ソロモンの栄光と知恵

Ⅰ.ソロモンの栄光(1-28)
 イスラエルの王になった後、ソロモンは多くの大切なポストに信頼のできる人々を立てました。そして十二の地方長官を置いて、彼らに、王室のために一月ずつ食料を納めるように、命じました。その時、イスラエルの人口は海の砂のように多くなり、彼らは飲み食いして楽しみました。また、ソロモンが周りの全ての国を治めることで、イスラエルの民たちは、ぶどうの木といちじくの木の下で、平安に過ごしました。また、数多くの馬と騎兵隊がいて、鉄壁な守りを誇っていました。ソロモンの時代のイスラエルは、最も豊かで強く、栄光あるものでした。
Ⅱ.ソロモンの知恵(29-34)
 神様がソロモンに非常に豊かな知恵と英知を与え、広い心も与えられました。ソロモンの知恵は、東のすべての人々の知恵と、エジプト人のすべての知恵とに勝っていました。彼は三千の箴言を語り、一千五首の歌をつくり、草木について語るなら、レバノンの杉の木から、石垣に生えるヒソプに至るまで語りました。また、獣や鳥やはうものや魚についても語りました。ソロモンについて、うわさを聞いた王たちがみな、ソロモンの知恵を聞くために、やって来るほどでした。神様が祝福されると、ソロモンの知恵と栄光が満ち溢れました。神様が一度祝福されると、それは担いきれないほどのものです。私たちが、自ら世の栄光を得ようとすることより、神様の栄光を受けることができるように、祈ります。

祈り:主よ!ソロモンに満ち溢れるほどの栄光と知恵を与えてくださり、感謝します。私にも知恵と栄光を施してください。

一言:神様は満ち溢れるほどに祝福される


<<(1)    前のページ(3)    4    次のページ(5)    (21)>>

聖書別日ごとの糧