聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅰ[2012]

2012年 11月 10日 (土)

列王記Ⅰ10:1-19
女王シェバの感嘆

Ⅰ.女王の感嘆と贈り物(1-10)
 女王シェバがソロモンの知恵と栄光に関するうわさを聞いて、多くの難問で彼をためすために、エルサレムに行きました。女王シェバは彼の知恵に大きな感動を受け、彼が建てた宮と食物と主の宮の全貌を見て、息も止まるばかりでした。女王は感動して次のように言いました。「私が国であなたの事績とあなたの知恵とについて聞き及んでおりましたことはほんとうでした。・・・あなたの神、主はほむべきかな。」(6,9)。そして彼女は百二十タラントの金と、非常にたくさんのバルサム油と宝石をソロモンに贈りました。
Ⅱ.ソロモン王国の栄華(11-29)
 ソロモンの税収入の額は666タラントであり、それ以外に、多くの貿易商たちと外国の王たちが多くの税金を納めました。ソロモンは金の盾数百を作り、また、象牙で大きな玉座を作って純金をかぶせました。その玉座には六つの段があり、十二頭の雄獅子が六つの段の両側に立っていました。ソロモンが飲む器はすべて金であり、レバノンの森の宮殿にある器もすべて金で作りました。それ以外にも、数多くの戦車と騎馬隊を集め、馬もエジプトから買いました。ソロモンの富みと栄光は頂点に達しました。
 神様がソロモンを祝福された時、それは担えないほど大きなものでした。神様は、ご自分を愛する者には、満ち溢れるほど祝福してくださる方です。しかし祝福の時には、いつもサタンの誘惑を受ける危険があります。このような時だからこそ、神様の御言葉をいつも覚えていなければなりません。

祈り:主よ!ソロモンを祝福される時、満ち溢れるまで祝福してくださったことを感謝します。私もこの主を信じて、力を尽くして主を愛します。

一言:神様は満ち溢れるまで祝福される方


<<(1)    前のページ(8)    9    次のページ(10)    (21)>>

聖書別日ごとの糧