聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅱ[2013]

2013年 01月 10日 (木)

Ⅱ列1:1-18
イスラエルに神がいないためか

 アハブの後を継いだアハズヤも、彼の父の道を歩んで、偶像崇拝を行ないました。モアブがイスラエルに背いた国家的な危機の中で、アハズヤは彼の屋上の部屋の欄干から落ちて病気になりました。これは、彼の罪に対する、神様の懲らしめでした。その時、彼は自分の罪を悔い改めて、神様に立ち返らなければなりませんでした。ところが、彼は、神様の代わりに偶像に、「この病気が直るかどうか」と伺いを立てようとしました。悲しいことに、彼は、神様がくださった最後の悔い改めの機会を逃してしまいました。神様は、このような彼を、エリヤを通して咎められました。「あなたがたがエクロンの神、バアル・ゼブブに伺いを立てに行くのは、イスラエルに神がいないためか。」そして彼が上った「寝台から降りることなく、必ず死ぬ」とさばきを宣言されました。神様に仕えるしもべは、問題が起きた時、神様に進み出なければなりません。神様の代わりに、偶像や人に訪ねて行く時、それは悲劇であり、神様のさばきを招くことです。神様に進み出る時、その問題におかれた神様の御心を悟るようになり、神様の祝福を受けます。私たちを助けてくださる神様がおられます。
 エリヤを捕らえに来た二人の五十人隊長は、自分の権力を信じ、神様の人を軽んじました。神様は、このような彼らに、天から火を降らし焼かれました。しかし、最後の五十人隊長は、エリヤを神様の人として受け入れ、丁重に扱いました。彼は命が保たれました。神様の人に対する尊敬は、神様に対する畏敬の心から出て来ます。

祈り:主よ!私が、問題がある時、ほかの対象に訪ねて行かず、神様に進み出るように助けてください。

一言:神様に進み出よう


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