聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2019]

2019年 05月 28日 (火)

歴代誌第一13:1-14(10)
主の怒りが燃え上がり、打った

 ダビデは、全指揮官たちと合議して、イスラエルの全集団に神の箱を移して持ち帰ろうとしました。イスラエルの全集団は、このことを正しいと見たので、そのようにしましょうと言いました。それでダビデは全イスラエルを招集して神の箱を運び上ろうとしました。ダビデは神様によく仕えたいという思いで、神の箱を新しい車に載せてアビナダブの家から出ました。ところが、これは神様の律法に違反する行動でした。当時の異邦人たちが神棚を移すときに使っていた方法でした。律法では、ただレビ部族の中のケハテの子孫たちだけが肩に担いで運ぶように定めていました(民7:9)。ダビデとイスラエルの全集団は、神様の御前で歌い、楽器で演奏し、力の限り喜び踊りました。キドンの打ち場まで来た時、牛が箱をひっくり返しそうになったため、ウザが手を伸ばして箱を押さえました。しかし、ウザが手を伸ばして箱を押さえたことで、主の怒りがウザに向かって燃え上がり、彼を打ちました。
 ウザの死は、神の箱を自分なりに運ぼうとしたダビデの行動に対する神様の懲らしめでした。神様によく仕えようとすることも大切ですが、神様の方法(御言葉)通りに仕えることがもっと大切です。神様は、聖なるお方であり、罪人たちがいい加減な方法で接することが出来ないお方なのです。その日、ダビデは神様を恐れるようになりました。彼は神の箱を自分の町に担いで持ち帰ることが出来ず、オベデ・エドムの家に回しました。その時からでも神様が指示された方法通りに、箱を肩に担ぐようにして運びました。神の箱がオベデ・エドムの家に三か月間留まっていた間、主は彼の家と彼に属するすべてのものを祝福されました。


適用:自分なりに神様に仕えますか

一言:御言葉の方法通りに


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