仕事をするとき、全力を尽くすことは重要です。お互いに励まし合うなら、もっと偉大なことを成し遂げることができます。アモン人との戦いで、ヨアブとアブシャイは、共に全力を尽くして勝利を収めました。アモン人の王ナハシュが死に、その子ハヌンが代わって王になりました。ダビデは、過去自分に真実を尽くしてくれたナハシュの厚意を覚えて、彼の子ハヌンに悔やみを言うために使者を彼のもとへと送りました。しかし、アモン人のつかさたちは、ハヌンに、あのダビデの使者たちは「この地を調べ、くつがえし、探るために来たのだ」とそそのかしました。そこで、ハヌンはダビデの家来たちを捕え、彼らのひげをそり落とし、その衣を半分に切って腰のあたりまでにし、彼らを送り返しました(4)。彼らは恩(好意)を仇で返したのです。
　アモン人は、自分たちがダビデの憎しみを買ったのを見て取りました。そこで、ハヌンとアモン人は連合してダビデと対峙し、アラムから戦車と騎兵を雇いました。イスラエルはヨアブと勇士たちの全軍を送りました。ヨアブは、彼の前と後ろに戦いの前面があるのを見て、アラムに立ち向かう陣ぞなえをし、アブシャイは、アモン人に立ち向かう陣ぞなえをしました。ヨアブはアブシャイに言いました。「もし、アラムが私より強ければ、おまえが私を救ってくれ。もし、アモン人がおまえより強かったら、私がおまえを救おう。強くあれ。われわれの民のため、われわれの神の町々のために全力を尽くそう。主はみこころにかなうことをされる。」(12,13) ヨアブは、心を強くして神の町々のために全力を尽くそうと勇気づけました。お互いに励まし合いながら、全力を尽くして戦った時、イスラエルは簡単に勝利を収めることができたのでした。
　この時代でも、サタンとの霊的な戦いは易しくありません。福音宣教という使命は、どんどん難しくなりつつあります。だから、私たちはお互いに助け合いながら戦う必要があるわけです。強くあれ、雄雄しくあれ、神様がともにおられるから、全力を尽くしていきましょう。

適用 ：互いに励まし合っていますか

一言：われわれも全力を尽くそう