聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅰ[2019]

2019年 07月 02日 (火)

歴代誌第一27:1-34(1)
ダビデ王国の高官たち

 神殿礼拝のための組織づくりを終わらせた(23-26章)ダビデは、その王国を経営するための体制をも整備しました。まず、軍隊を十二分団に分け、各分団が一か月ずつ服務するようにさせました。各分団は、それぞれ二万四千人で構成されていました。これは、一種の常備軍制度であり、軍人たちは月の初めに兵営に入って月末に出て行きました。
 第一の月の分団長はヤショブアムでしたが、彼はユダがタマルによって産んだペレツの子孫でした。それぞれの月ごとに分団長が立てられました。軍の組織を整備してからは、各部族を治める指導者たちを任命しました。その後、王の宝物倉、農民、ぶどう園、家畜など、王の財産を司る管理人たちを立てました。最後に、ダビデのおじヨナタン、エヒエル、アヒトフェル、そして軍隊の指揮官(王の将軍)ヨアブなどを、近くで祈りながら同労してくれる参謀として置きました。
 ダビデ王国が繁栄できたのは、国に忠実に仕える軍と民間人指導者たちを良く立てたからです。ダビデは、特別に国庫を任された財務担当者たちをよく  立て、また一番信頼して同労出来る参謀たちを近くに置きました。彼は神様を信じるからと言って、漠然と国に仕えたのではありませんでした。繊細に体系的に堅固な組織を作りました。


適用:どのようにことを進めますか

一言:祈りの同労者たちと共に緻密に


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