聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2014]

2014年 02月 15日 (土)

2歴代誌1:1-17
知恵と知識を下さい

1.知恵と知識を私に下さい(1-10)
 ソロモン王は全イスラエルの民とギブオンの高い所、神の会見の天幕に進み出ました。ソロモンは民と共に、青銅の祭壇の上に、一千頭の全焼のいけにえをささげました。この大規模のいけにえは、神様に全面的に仕える、という心のしるしでした(6)。
 その日の夜、神様はソロモンの夢に現れて言われました。「あなたに何を与えようか。願え。」その時、ソロモンは、「今、知恵と知識を私に下さい。そうすれば、私はこの民の前に出はいりいたします。さもなければ、だれに、この大いなる、あなたの民をさばくことができましょうか。」と言いました(10)。彼は最高の統治者として、いつも公正な判断を行なうことによって、完全に民たちに仕えることを願いました。
2.冨と財宝と誉れとを与えよう(11-16)
 ソロモンは、富や財産や誉れや、敵に対する報復や、長寿を求めませんでした。ただ、民たちをよくさばくために、神様の知恵を願うソロモンに、神様はひどく喜ばれました。それで、神様はソロモンに知恵を与えるだけではなく、彼が願わなかった他の物も与えると、約束されました。その結果、ソロモンは、前の、また後の王たちにもないほどの知恵ある王となり、富と財宝と誉れを持ち、強力な軍隊を従えるようになりました(12)。私たちが私利私欲のために祈ることより、兄弟たちによく仕えるように、神様の知恵を求めることができるように祈ります。すると、それ以外の全ての物も与えられます。

祈り:主よ!私もソロモンのように、神様の御心にかなった祈りができるように、助けてください。

一言:兄弟たちに仕える神様の知恵をください。


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