1.イスラエルよ、主に立ち返りなさい(1-9)
　主の宮を聖別し、罪のいけにえと感謝のいけにえをささげたヒゼキヤは、全イスラエルとユダに手紙を送って、「エルサレム神殿に来て、過越しの祭りを守るように」と命じました。イスラエルは、長い間、過越しの祭りを守ることができませんでした。イスラエルが神様に立ち返るためには、過越しの祭りを守らなければなりませんでした。彼らが神様に立ち返る時、怒りが消え去り、恵みと憐れみが臨むようになります。彼らは、エルサレム神殿ではなく、多くの高き所で偶像に香をたいたことで、主の御怒りを受けました。それで今は、偶像崇拝を悔い改め、主の宮で過越しの祭りを守ることで、本当の信仰を回復させなければなりません。今日、私たちは過越しの子羊キリストの血に頼ることで、本当の信仰を回復させることができます。
2.聞き従った民たちに臨んだ大きな喜び(10-27)
　ヒゼキヤの手紙は、エフライムとマナセ、ゼブルンに至るまで、町から町へと行き巡りましたが、人々は物笑いにし、あざけりました。しかし何人かはへりくだって、エルサレムに来ました。また、神様の御手によって、ユダの民たちが心を一つにして、主の御言葉通りに、王とそのつかさたちの命令を行ないました。過越の祭の回復は、ユダの全会衆と祭司たち、レビ人たちとイスラエルの地の旅人に喜びを与えました。ソロモンの時以来、前例のない大きな喜びが、エルサレムの中にありました。神様の御言葉に聞き従う者は、この世では得られない本当の喜びを得ることができます。

祈り：主よ！私が日々、救いの恵みを新たにすることで、喜びと感激のある生活ができるように、してください。

一言：救いの恵みを新たに