聖書別日ごとの糧   >>   エズラ記[2014]

2014年 10月 27日 (月)

エズラ4:1-24
大敵の提案を拒んだ族長たち

1.断固として、大敵を拒んだイスラエルの族長たち(1-3)
 バビロンから戻って来たイスラエルの民たちが主の神殿を立てていると聞いて、故国に残っていた敵たちが訪ねて来ました。彼らは捕虜として連れて行かれず、その地に残り、神様と異邦の神々に一緒に仕えた人々でした(2列17:33)。今、彼らはイスラエルの族長たちのところに近づいて行き、「共に主のために神殿を建てましょう。」と提案しました。しかし、ゼルバベルと族長たちは、断固彼らの提案を拒みました。「私たちの神のために宮を建てることについて、あなたがたと私たちとは何の関係もない。」(3)。バビロンに捕虜として連れて行かれた理由は何でしょうか。純粋な信仰を失ったからです。このことをよく知っていたイスラエルの族長たちは、混合主義者たち(神様だけではなく、他の神々にも仕える人々)と共に、くびきを負うことができませんでした。神様の御業の大敵は、遠くにいるのではなく、私たちの側にいる混合主義者たちです。
2.執拗に妨害する敵たち(4-24)
 大敵は、自分たちの好意が拒絶されると、議官を買収し、ユダヤ人の気力を奪いました。また、アルタシャスタ王に手紙を送り、あたかもイスラエルが反逆を企てているかのように、偽りました。彼らはユダヤ人のイメージを悪くし、権力にへつらい、主の神殿の建築を中断させました(24)。神様の御業を担おうとする時、妨害する大敵はいつも存在します。大敵は巧妙な策略を企て、私たちの良い御業を妨害します。それで、霊的な分別力で、大敵を見破り、妨害に打ち勝ち、主の御業を成し遂げるように、祈らなければなりません。

祈り:主よ!私に、サタンのしわざを見分ける霊的な分別力と、敵と戦って勝利する信仰をください。

一言:分別力を持って、敵と戦おう


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