聖書別日ごとの糧   >>   エズラ記[2014]

2014年 10月 28日 (火)

エズラ5:1-6:22
イスラエルを力づける神様

1.神様の御名によって預言した預言者たち(1-5)
 主の神殿の再建の御業は、大敵たちの執拗な妨害によって、およそ十五年間、中断されました。すると、民たちは神様に対する不信と、神様の時ではないと言って、自分の家を建てるのに必死でした(ハバ1:2)。彼らは、神様がくださった使命を忘れ、生活人として転落しました。その時、神様は預言者ハガイとゼカリヤを立てて、イスラエルを咎め、激励してくださいました(ハガ1章)。そこで、民の指導者であるゼルバベルとヨシュアは立ち上がり、民たちと共に、神殿の再建の御業を始めました。預言者たちが主の御名を受け入れた時、すぐに主の御名のために、神様の御旨に仕えようとした時、不信仰と安逸に陥っていた民たちは立ち上がりました。それで、私たちは、神様の御名を受け入れる指導者を立ててくださるように、そのような指導者に成長するように、祈らなければなりません。
2.イスラエルを力づけた神様(6-6:22)
 神殿の建築を始めると、サマリヤ地方の総督タテナイと、その同僚たちが異議を申し立てました。ところが、神様がユダヤの長老たちを顧みてくださったことにより、彼らは主の神殿の建築を止めることができませんでした。神様は、総督たちが事実に基づいた報告書を送るように、助けてくださいました。神様は外国のダリヨス王を動かされ、神殿の建築を助けてくださいました。また、神様はイスラエルを力づけてくださいました。ついに、宮は完成し、奉献式が行なわれました。ここで、神様の御業は、神様が自ら人々を力づけて成し遂げる御業であることを学びます。

祈り:主よ!私を力づけてくださり、与えられた使命を成し遂げるようにしてください。

一言:始まりも、終わりも、神様が成し遂げられる


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