聖書別日ごとの糧   >>   エズラ記[2014]

2014年 10月 29日 (水)

エズラ7:1-28
律法に精通した学者エズラ

1.律法に精通した学者エズラ(1-10)
 ゼルバベルの支配下に、主の神殿は再建され、祭司も復活しました。しかし、主の神殿を建てたからといって、終わりではありません。神殿の再建と同じくらいに重要なのは、イスラエルの民たちの精神的、霊的な再建です。神様はこの御業のために学者エズラを用いようとされました。エズラは、律法に通じている学者でした(6)。彼は、主の律法を深く研究しました。彼は、御言葉を知識的に研究した事にとどまらず、その御言葉通りに生きようと努力しました。また、彼は、イスラエルの民たちに神様の御言葉を教えることに献身的でした。精神的、霊的な再建の御業に必ず必要な人はエズラのような聖書の先生です。
2.神様の助けを受けたエズラ(11-28)
 アルタシャスタ王はエズラを助けるために命令を出しました。命令で王は、エルサレムに上って行くことを願うイスラエル人と共に故郷に帰りユダヤとエルサレムの霊的な状態をチェックするように命じました。そして、神様にいけにえをささげるように必要な全てのものを準備しました。裁判官を立てて、律法を守らない者をさばき、律法を知らない者たちを教えるように命じました。神様は、エズラが神様の使命を担おうとする時必要な全ての物を備えてくださいました。私たちは、環境が良ければ神様の御業に仕えることができると考えます。しかし、私たちがまず、神様の御言葉に精通した聖書の先生として成長するなら神様は必要な全ての物を備えてくださいます。

祈り:主よ!私もエズラのような聖書の先生として、備えられるように助けてください。

一言:御言葉に精通した聖書の先生


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