聖書別日ごとの糧   >>   エズラ記[2014]

2014年 11月 01日 (土)

エズラ9:1-15
途方にくれても祈るエズラ

1.忌み嫌うべきことを行なったイスラエル(1,2)
 ある日、エズラは衝撃的な知らせを聞きました。イスラエルが神様の法を捨て、外国人と婚姻関係を結んでいる、ということでした。手本となるべき祭司たちとレビ人たちが、この忌み嫌うべきことに、先立ちました。異邦人と結婚すれば、異邦人の宗教を受け入れ、選民としての純粋さを失うようになります。
 この頃、多くのクリスチャンが結婚の対象を探す時、信仰よりも家庭背景(家柄)、財産(収入)、うわべを見ます。条件さえあえば、ノンクリスチャンとの結婚することを、ためらいません。これは、本当に愚かなことです。結婚だけは、信仰の価値観に基づかなければなりません。
2.色を失ってすわるエズラ(3-15)
 エズラはイスラエルの罪を聞いて、色を失いました。彼はあまりにも悲しくて辛いので、着物と上着を裂き、髪の毛とひげを引き抜きました。特に、指導者たちが先頭に立って、罪を犯したと言う事実は、彼の心をあまりにも苦しめました。しかし彼は、人々に対する不信と不満から立ち上がり、神様の御前に進み出て、悔い改めて祈りました。彼は、イスラエルの罪を自分の罪として考え、心から神様の御前で、悔い改めました。エズラの真の悔い改めは、罪の中にいた人々を動かし、罪を悟らせました。いくら途方にくれることに出くわしても、神様の御前にひざまづいて、心から悔い改めるなら、神様が全てのことを正してくださいます。

祈り:主よ!私が神様の御業に仕えていて、途方に暮れて座り込んでしまった時がよくあります。その時、エズラのように、悔い改めて、祈るように助けてください。

一言:途方にくれても、祈る


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