聖書別日ごとの糧   >>   ヨブ記[2012]

2012年 03月 20日 (火)

ヨブ2:1-13
罪を犯すようなことを口にしなかった

Ⅰ.ヨブの二番目の試練(1-10)
 神様は、子どもと財産を失っても変わることのないヨブの信仰を賞賛されました。しかしサタンは、「しかし、今あなたの手を伸べ、彼の骨と肉とを打ってください。彼はきっと、あなたをのろうに違いありません。」と言って、もう一度試みるように、許可を求めました。サタンはヨブを打って、足の裏から頭の頂まで、悪性の腫物を生じさせました。ヨブはあまりにもかゆいので、土器のかけらで自分の身をかく、みじめな存在になりました。それを見た彼の妻は、「それでもなお、あなたは自分の誠実を堅く保つのですか。神をのろって死になさい。」と悪態をつきました。苦難の前で信仰を守っても、試練が続くなら、不平不満が生じます。ヨブの妻は、続く試練の前で、信仰がゆれ動き、口を開いて罪を犯しました。しかしヨブはその妻を咎めました。「あなたは愚かな女が言うようなことを言っている。私たちは幸いを神から受けるのだから、わざわいをも受けなければならないではないか。」(10)。彼は続く試練の前でも、変わることなく、神様の主権と愛を信じました。そして罪を犯すようなことを口にしませんでした。
Ⅱ.ヨブを慰めに来た三人の友だち(11-13)
ヨブの三人の友だちは、ヨブにわざわいが降りかかったという知らせを聞いて、慰めるために、訪ねて来ました。彼らはヨブの壮絶な苦難を見て、声をあげて泣くだけで、何の声もかけてあげることができませんでした。誰もヨブを慰めることができませんでした。苦難の中にいる私たちを慰めてくださる方は、神様だけです。

祈り:主よ!試練が続くことがあっても、主の主権と愛を堅く信じることで、罪を犯すようなことを口にしないように、助けてください。

一言:口を開いて罪を犯さない


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