Ⅰ．飲酒をつつしみなさい(1-9)
自分の力を女に使ってはいけません。王が女と恋に落ち、情欲を持てば、サムソンのように、その力を失うようになります。また、王が酒を好きになれば、勅令を忘れて、貧しい人たちに正しいさばきをしなくなる可能性が多くなります。
それで王はおしや全ての不幸な人の訴えのために力を使わなければなりません(8)。口を開いて、正しくさばき、悩んでいる人や貧しい者の権利を守らなければなりません。人間的にいくら成功したといっても、酒と女を遠ざける自制力がなければ、その地位は長く行きません。
Ⅱ．しっかりした女(10-31)
　しっかりした女とは、美しく力ある女という意味で、鋭利だという意味だけではなく、神様を恐れることで、徳も力も備えた婦人を指します(29,30)。健康で、夫から信頼され、よく家事を行い、自立心が強い女です(11,13-16,18,19,24)。
　また、貧しい者を顧みて、家族のために注意深く準備する者です。それで家族は雪の降る寒い日には防寒服を着て、夫を能力ある者にします(21,23)。このような女を持った夫は高価な真珠を持つ事よりはるかに尊いのです(10)。

祈り：主よ！私が肉欲に負け、欲望のまま生きて来た罪を悔い改めます。今からは信者としての品位を失わず、御言葉によって生きます。この地に信仰ある女を多く送ってください。

一言：誰がしっかりした女を見つけようか