聖書別日ごとの糧 >> 伝道者の書[2007]
2007年 01月 31日 (水)
伝道者の書4:1-16
ふたりはひとりよりもまさっている
ふたりはひとりよりもまさっている
Ⅰ.彼らには慰める者がいない(1-3)
この世で多くの人々が虐待を受け、涙を流しますが、彼らには本当の慰める者がいません(1)。伝道者は彼らの苦痛を考える時、死んだ人や生まれなかった者が彼らよりも良いと言います(2,3)。
罪のために、サタンからしいたげられるたましいはどこででも慰めを受けることができません。宝で慰めを受けることができず、人から認められることも、愛で慰めを受けることもできません。しかし神様はひとり子を遣わされ、罪の赦しを与えられ、聖霊をくださったことで、本当の慰めを受けるようにしてくださいました。私たちがこの神様に進み出て行く時、本当の慰めを受け、世に打ち勝ち、他の人を慰めることができます。
Ⅱ.ふたりはひとりよりもまさっている(4-16)
あらゆる労苦とあらゆる仕事の成功を、隣人の妬みを買い、苦痛を受けるようになれば、むなしいです(4)。世の富を片手に満たし、他の手で安楽を満たすことは、両手に富を満たすことに勝ります(6)。隣人との平和がさらに大きな宝です。
二人が労苦すれば、良い報いを受けることができ、一人が倒れても、ひとりがその仲間を起こすことができ、二人が一緒に寝ると暖かく、二人なら勝つことができます(9-12)。それで一人ぼっちで生きる人は愚かな者であり、謙遜に友だちと共にいる人は知恵ある人です。
祈り:主よ!私が他の人と共に生きる知恵ある者になるように助けてください。
一言:ふたりがひとりにいるより勝る
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