聖書別日ごとの糧   >>   伝道者の書[2007]

2007年 02月 03日 (土)

伝道者の書7:1-29
良い名声

Ⅰ.良い名声は良い香油にまさる(1)
 この御言葉は、名誉が豊かさよりまさる、という意味です。神様の子という良い名声を得れば、最も価値のある宝を得るのです。
Ⅱ.祝宴の家に行くよりは、喪中の家に行くほうがよい(2-5)
 喪中の家では、自分の前にある死を考え、真摯な姿勢を持つようになりますが、祝宴の家ではしばらくの間楽しみを得ることで終わるようになります。悲しみと心配をしてでも、その中で心を新たにすることが、笑って楽しむことにまさります。それで知恵ある者の心は喪中の家に向き、愚かな者の心は祝宴の家に向かっています。また知恵ある者の叱責を聞くことが、愚かな者の歌を聞くのにまさります。
Ⅲ.逆境の日には反省せよ(14)
 順境の日には小さなことでも感謝して喜び、逆境の日には絶望し、不平を言うことより、深く反省しなければなりません。試練の時に考えれば、自分と人生について、神様について、深い真理を発見し、苦難に打ち勝つ知恵と力を得るようになります。
Ⅳ.正しすぎてはならず、知恵がありすぎてはならない(16)
 ただ神様の恵みで、神様の正義と知恵を受けることで、いつも謙遜な姿勢を持たなければなりません。
Ⅴ.心が網のような女は死よりも苦々しい(26)
 人を神様から遠ざける力を持っている女は死よりも恐ろしい存在であることを知り、遠ざけなければなりません。

祈り:主よ!私にも死の日があることを知り、真摯な姿勢を持って、神様の知恵の御言葉によって、咎められることを喜びとします。

一言:愚かな者の歌より、知恵ある者の叱責を聞こう


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