聖書別日ごとの糧   >>   伝道者の書[2007]

2007年 02月 05日 (月)

伝道者の書9:1-18
生きている犬は死んだ獅子にまさる

 正しい人も、知恵ある者も、彼らの行ないも、みな神様の御手の中にあり、彼らが愛されるのか、憎まれるのか、誰も分かりません(1)。私たちがいくら正しく知恵あるからと言って、一瞬のうちに罪に落ちて愚かな者になることもあります。それで私たちは、自分たちの義と知恵が神様の恵みであることを知り、もっと謙遜に神様の恵みを求めなければなりません。
 すべて生きている者には希望があります(4)。生きている犬が死んだ獅子にまさるように、私たちがいくら見栄えもせず、辛い状況の中にいても、死んだ人よりは勝っています。生きている人は神様がお与えになった多くの喜びを受ける特権があります。それで人生が辛くても、生きていることで感謝し、今神様がくださったものを積極的に受けて生活しなければなりません。喜んで与えられたパンを食べて、飲み(7)、自分を着飾って品位あるようにし(8)、愛する妻とともに喜び(9)、生きて働けることを幸いとし、与えられたことを力を尽くして行なわなければなりません(10)。これが神様が私たちにお与えになった祝福であり、知恵で生きる秘訣です。
 早く走ったからといって、必ず一等になるのではなく、強いからといって、戦争で勝利するのではありません(11)。一生の生死、幸不幸は神様の手にかかっています。知恵が力よりまさり、知恵ある者の静かなことばは、愚かな者の間の支配者の叫びより勝ります(17)。私たちが知恵のみなもとである神様に出て行く時、このような知恵を受けることができます。

祈り:主よ!私が生きていることで感謝し、私に与えられた多くの喜びを受け、神様を喜ばせる人生を過ごすことができるように助けてください。

一言:生きている者の祝福


<<(1)    前のページ(8)    9    次のページ(10)    (12)>>

聖書別日ごとの糧