聖書別日ごとの糧   >>   伝道者の書[2007]

2007年 02月 07日 (水)

伝道者の書11:1-10
計算より誠実

Ⅰ.神様のみわざを知らない(1-6)
 人があれこれと考え計算しますが、あまり働きません(4)。ところが人は風がどこから吹くのか、妊婦の胎内の骨がどのように成長するのかを知らないように、全てのことを成し遂げられる神様の御業を知りません。
 私たちがすることは、朝種をまいて、夕方も手を放してはならないことです。これがうまくいくのか、あれがうまくいくのか、あるいは両方ともうまくいくのか、分かりません。私の考えでは、はっきりとこれがうまくいくように思えても、もう一方がうまくいく場合がよくあります。それで私たちは与えられたことに最善を尽くさなければなりません。確実でない将来を言い訳にして、怠惰を合理化してはいけません。
Ⅱ.やみの日も忘れてはならない(7-10)
 光は快く、人は長年生きれば、いつも楽しみがあるように思えます。しかし人生にはいつも良いことだけがあるのではありません。むしろやみの日も数おおくあるので、その日を忘れてはいけません。それで喜ぶだけではなく、その人を備えなければなりません。
 若者はその若さを楽しみ、心のおもむくまま、目の望むままに歩みやすいです。その若さを放蕩し乱費しやすいです。しかしその全ての行ないで神様がさばかれます。神様のさばきを考え、悲しみ、悪を退け、善に従って、善の実を結ばなければなりません。

祈り:主よ!全てを成就される神様のみわざを、私たちは知りませんが、全てのものが神様の御旨に従って行なわれることを信じます。

一言:全てを成就される神様の働き


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