聖書別日ごとの糧   >>   伝道者の書[2023]

2023年 07月 05日 (水)

伝道者の書 11:1-10(9)
神のさばきを受けることを知っておけ

伝道者は「パンを水の上に投げること」を例えに、人を助ける人生こそ意味があるということを伝えています。しかし、風や雲を見て計算ばかりする人は自分を投げ出して献身するこができません。私たちはいっさいを行われる神のみわざを知りません。蒔いた種の中でどれがうまくいくのかわからないので、熱心に種を蒔き続けなければなりません。夕方も手を放さず、種を蒔かなければなりません。信仰によって生きるとは、報酬を願わず、値なしに自分を捧げることです。神様は捧げる人を祝福してくださいます。神様と隣人のために献身することは無駄ではありません。ためらって手をこまねいていると何もできません。神様の祝福を信じて積極的に仕える生活をすべきです。

光は心地よく、太陽を見ることも快いことです。若さは光のように、太陽のように美しいです。若い人々は自分の目の望むままに歩みやすいです。しかし、これらすべての事において、神様のさばきを受けることを知らなければなりません。若い人もいずれ年を取ります。若さも、青春も、むなしいことを知り、心から苛立ちを除き、からだから痛みを取り去らなければなりません。だからこそ、若い時には神様の裁きを受けることを忘れず、創造主を覚え、神様に仕えることが重要です。ある若者は、神様に献身する前に人生を楽しもうとします。しかし、若い時に多くの種を蒔く人が多く刈り取ることができるのです。



祈り:主よ、全てにおいて、あなたの裁きがあることを悟ります。また、イエス様によって裁きを贖ってくださったことを感謝いたします。主や隣人に献身する中で,私たちの生活に主の豊かな祝福を増し加えてください。

一言:神様のさばきを知っておけ


<<(1)    前のページ(10)    11    次のページ(12)    (12)>>

聖書別日ごとの糧